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常念岳・蝶ケ岳日帰り縦走

常念岳・蝶ケ岳日帰り縦走 2017/09/25

2017年9月25日(月)
三股登山口~常念岳~蝶ケ岳~三股登山口の周回ルートを日帰りで登ってみようと思い立ち、25日に登ってきました。 このコースは標準タイムで14時間かかるので常念小屋か蝶ケ岳ヒュッテに一泊するのが普通だが、朝5時出発~17時下山 ・・・12時間で降りてくる計画を組み、もし計画通りに歩けない時は山小屋泊も視野に入れてやってみる事にした。
朝5時半に三股登山口を出発し、常念岳へのコースをとる。いきなりの急登が続くが道は良く歩かれてる感じ。8:15森林 限界を抜け前常念直下に着く。大石小石がゴロゴロした山肌、岩をよじ登り・飛び・迂回しながら登っていく。浮石も あるので気が抜けない道だ。途中から後ろを振り返ると、八ヶ岳・富士山・南アルプスの山々が見渡せる最高の景色 である。前の方には常念・蝶の稜線の向うには穂高の山並みも覗いている。9:10前常念、10:10常念岳に到着。穂高・槍・ 表銀座の稜線・常念までの稜線・これから向かう蝶ケ岳方面まで素晴らしい眺望が広がっている。少し腹を満たして10:30出発 最低鞍部まで下り次のピークまでは大石小石のゴロゴロした道だが、槍・穂高方面の展望がずっと見えている。その後樹林帯 に入り暫くは展望のきかない道となるが、次のピークの森林限界を抜けると再び眺望が広がってくる。蝶ケ岳方面の稜線が 見えてくるようになると、こちらは常念岳と違い、荒々しさが全くないおだやかな稜線で、まさに雲上散歩という感じなる。 至るところにウラシマツツジの真っ赤な紅葉が点々としていて、ハイマツの緑とのコントラストがすばらしい。ナナカマドの赤 やダケカンバの黄葉も混じり、ここはすでに秋真っ盛りといったところだ。13:10蝶ケ岳ヒュッテ着。しばらく休憩を取り、 13:30下山開始~16:30に無事三股登山口へ下山しました。所要タイム11時間で、事故もなく下りてくる事が出来ましたし、 良い天気に恵まれて最高の秋山歩きとなりました。

常念~前常念の稜線から見た槍・表銀座の稜線・常念までの稜線
常念~前常念の中間から見た常念岳 同じく、前常念岳を振り返って見る。ナナカマドは真っ赤に染まっていた。
常念岳近景 常念岳山頂にて、バックに槍が見えている。
蝶槍から見た穂高・涸沢方面。遠景でわかりにくいが紅葉がかなり進んでいる。 蝶ケ岳方面。紅葉がかなり進んでいる。
蝶ケ岳の東斜面の紅葉 蝶ケ岳稜線上には、ウラシマツツジの紅葉が点々と広がっていた。

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